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◆河童倶楽部通信 4  「デジタルカメラについて」
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 私が使用しているデジタルカメラは、オリンパスの「C-900zoom」です。
私にとっては2台目として今年の3月に購入したものです。普通のカメラ
と違って、フィルムの代わりにスマートメディアというメモリーカードを
使います。そのカードの記憶容量について、3月頃はまだ8メガバイトの
ものが主流で、それでも今回添付するような写真が約120枚撮れます。
今や32Mの大容量のカードが発売になったので、いつも最先端を行く私が
買わないわけにはまいりません。昔(半年前)に8Mで\5,000してたものが、
今や4倍の32Mで\9,000円也。これ一枚で480枚の写真が撮影できるのです。

 私が旅に出て、そこが素敵な街だったりすると100枚/日は撮影します。
記念写真としてではなく、メモとか素材収集の感覚で撮りまくります。
普通のカメラだとフィルム代や現像・プリント代など気になって、そうは
いかなかったのですが、デジカメだと電池代だけ(単3アルカリ4本で
約200枚撮れます)、スマートメディアは家に帰りパソコンへデータ
を移動すれば半永久的に繰り返し使用できます。

 デジカメの購入に関する相談等がありましたので、主なポイントなど、
ここで紹介しておきます。

@ズーム機能
 レンズがウィーンと伸びて、遠くの物も大きく撮せる機能です。
これは私にはどうしても欲しい機能で、光学3倍×デジタル2倍が一般的。
また遠くだけでなく広角といって、近くの広い範囲を撮ることも大切です。
普通の35mmフィルム換算で、広角28mm程度が撮れるとよいと思うのですが
だいたいは35〜105mmの3倍ズームが一般的のようです。

A感度(画素数):
 写真の細かさ(解像度)のこと。私はいつも35万画素クラスのモードを
使用してますが、この数値が大きいとパソコン画面からはみ出してしまう
大きな写真になります。1枚の写真をA4とか大きく印刷するなら必要で
すが、データの容量が大きくなるため普段は35万か80万画素のモードを
使うことになります。今の製品は、最大130万〜200万画素のものが一般的。

B液晶画面:
 多くのデジカメには、カメラの背面にカラー液晶画面が付いています。
それを見ながら(たとえば夕焼けの色合いを確認しながら)撮影したり、
群衆の中でカメラだけを頭上の高い視点で撮影するとき便利です。
 また、撮影済みの写真をいつでも見られるので、バス停の時刻表など
メモがわりに撮っておけば、あとでたいへん重宝したりします。

C大きさと重さ
 これは使う人の用途にもよりますが、胸ポケットに入るくらい小さなもの
から、一眼レフクラスのゴッツイものまでいろいろとあります。小さいけど
そこそこ高性能なものがたくさんあります。

Dその他
 あとは、機種やメーカーによって、動画やパノラマ写真が撮れたりなど、
いろいろな違いがありますので研究してください。一つ私が感じることは
普通のカメラと違ってデジカメの場合、シャッターを押してからの反応に
やや時間がかかるということです。目の前を通り過ぎる車などを撮ると、
そこには通り過ぎた背景しか写っていなかったことがよくありました。
また、シャッターを押してからしばらく固定させておく必要があるので、
(とくに軽いカメラほど)、いわゆる手ブレを起こしやすいようです。

●いま買うとしたら、私と同じオリンパスC-900zoomがお薦めです。
 ちょうど後継機のC-920zoomが発売になったため、\39,800程度で処分
 されているようです。私が買った時の2/3まで下がるとは、トホ。
 

┏■鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の「手乗りバト」━━━━━━━━━━━━━━┓
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 添付写真は何だかわかりますか?手乗り文鳥ならぬ、手乗りバト?です。
鎌倉は鶴ヶ岡八幡宮の長い階段下に、鳩餌の売店があって、そこで展開され
るエサ争奪合バトルは、凄まじいものです。まずエサの袋をみると、人間が
居ようとお構いなしに、人の目線以下の低空を飛行して殺到してきます。
不思議とハトとヒトが正面衝突していないようですが、あれだけ重たい
鳥が猛烈に羽ばたいているせいか、砂煙がもうもうと立ち昇っています。
地面に降りる場所がなければ、人間の肩や手や頭の上に平気でとまります。
指先に堅い爪があるので、素肌や頭をつかまれると、結構痛い。人間一人に
最高6匹のハトが乗ったりするので、修学旅行の女子高生達がきゃぁー
きゃー言って、喜んでは逃げ回っておりました。

 長野の善光寺では、やはりハトがいて、ハト小屋を作って保護している
そうですが、余りにも増えすぎるので、毎年半分ぐらいを殺生している
と聞いたことがあります。きっと鎌倉の人は動物にやさしいためなのか、
ハトがどんどん増えすぎて、そのためにエサが足りなくなって、過酷な
生存競争をしているのでは...と感じました。

 一昔前にハトは「平和のシンボル」と呼んで、都市景観と調和した風景
もあちこちにありました。(広島の平和公園など)、その一方で「ハトの
フン害に住民が憤慨」とか言って、都市からハトが追放されたりもしてい
ます。横断歩道橋を作るとハトが巣を作り街が汚れるからネットを掛ける
とか、橋の下からハトを追放したら、今度は自分の倉庫にハトが集まって
来て困っているなどと土木事務所に苦情が来たりもしました。
 ふと思うのですが、名古屋などの大都市では、ホームレスの人たちが
まるでハトのような仕打ちを受けていたりして....。
行政として、もっと別の面で支援したり、工夫したりできないものかなぁ。

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