【道後温泉「振鷺閣」と「熟田津の道」】 

日本最古の温泉としての情緒が漂う道後温泉。文豪、夏目漱石が愛した振鷺閣は、四国松山の
中心街に、ひときわ威風を放つ一角にあった。次の写真がそれで、明治27年の建築物で、映画
「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモチーフになったという説もある、純日本風の銭湯であった。


▲木造3階建てで、その上にある「振鷺閣(しんろかく)」では、朝・昼・夕に「刻太鼓」が打ち鳴らされる。
 この太鼓の響きは、「残したい“日本の音風景100選”」の一つ。

▲入母屋造りの玄関に吊り下げられたのれんをくぐって出入りする。

▲温泉は5つあり、休憩室との組合せで料金に大きなランク付けがされている。

▲一階に脱衣室と浴槽があり、二階が休憩室、三階が個室休憩室となっている。
 簾が風にはたはたとなびいていて、真夏でもエアコンを使わないで涼めそうな雰囲気だった。

▲道後温泉別館「椿の湯」
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