【南国土佐の代表的風景】 


▲高知県は、四国南部の横に長い県で、人口は81万人と全国でしたから3番目となっている。
 ところが、その中央に位置する高知市は、人口33万人の大都市で歴史と文化、自然に恵まれた豊かさにあふれる土地であることを実感した。

▲南国的な天に突き上げるようなフェニックスの街路樹

▲桂浜(竜王宮)
 竜王岬の上にちいさな社が祀られていて、遥かな水平線とダイナミックな荒波を見下ろすことができる

▲桂浜(竜王岬)
 弓なりの海岸線には、太平洋からの荒波が、うち寄せては返してくだける迫力ある様子を見られる。

▲土佐犬
 桂浜に「土佐闘犬センター」という恐ろしい所があり、観光客の前で土佐犬同士をケンカさせる見せ物があると聞いた。ひたすら平和主義の筆者は入館に抵抗があったが、偶然散歩中に合うことができた。人に吼えるわけではなく、トイレを済ませて帰っていったが、手足がガッチリしていてすごい迫力。まさに犬の世界のスターになるために生まれてきたといった王者の貫禄にあふれた雰囲気だった。

▲路面電車
 高知の市街地を歩くと、路面電車がなぜか謝りながらやってくる。「ごめん、ごめん」と頭に書いてあるのは、行き先に「後免町」というところがあるとわかり、好奇心で行ってみたりもした。いづれにせよ、路面電車が街の生活に定着しており活気がある街だった。
▲はりまや橋
 『日本三大がっかり名所』というのがあって、有名な観光地だけど、実際に行ってみてガッカリするところがいくつかあるらしい。この「はりまや橋」と「札幌の時計台」、「那覇の守礼門」がそれらしい。
私が前回訪れたときは、今と違って水面が隠れていて車道の脇に赤い欄干だけしかなかったけれど、5年ほど前に景観対策として橋を移設して、水面の回復が行われたようである。『はりまや橋』というのは、そもそも観光地の名前ではなく、高知市の路面電車が交わる交通結節点であり、最も賑やかな繁華街の地名であるのが実際のところのようである。
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