【萩城下町に恵みをもたらす「藍場川」】

 萩の街は橋本川と松本川に挟まれるデルタ(三角州)に形成された城下町である。
そんなちっぽけな街の中には、時代劇のオープンセットにいるように錯覚するほど、
古い町並みや土塀などの文化財が凝縮しており、街の中を流れる水路と家並みが溶け
合って、のどかな景観を創出しているように思われた。藍場川に沿って無料の観光
スポットが点在し、その中で萩観光ボランティアの方々が生き生きとして観光客の
対応をされている姿が、実に清々しく印象的であった。

▲道路から家々に出入りする無数の橋が連続している。

▲旧湯川家屋敷の庭園

▲桂太郎旧宅
                   ▼桂太郎銅像
▲桂太郎旧宅の観光ボランティア「佐藤紀子さん」
 
 河童は、知性的で向学心あふれる佐藤さんに魅了され、
萩で最初に立ち寄ったこの観光スポットで小一時間ほど
萩の歴史や風土、社会情勢などを教えていただいた。
 この人に出会えて、萩の好感度が倍増した。
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